カセットMTR修理
先日買ってきたジャンクMTRの修理。
dtm-housecatcraftworks-wcr.hatenadiary.jp
以前古いMTRで曲を録ろうと始めた企画
企画名は決めてなかった
第1回目はまず壊れて動かないMTRの修理から・・・今回は雑記相当の内容です。
まずは基本機能はそろっていてシンプルに使えるヤマハのMT50の修理をします。
まずDC電源をMT50に合わせて電力を供給してみて動作チェック
テープ周りの動きが悪いのと再生その他ボタンを押すと中のギアが異音を発する
そしてテープ入れる所が開かない・・・
ジャックやノブやつまみもガリがすごく状態の悪さが大変際立つ物でした。
さっそく分解して外せるものを可能な限り外して原因を1つ1つ解消していく
今は見ない懐かしい回路基盤が時代を感じさせる逸品
最初にテープ入れる所の蓋が開かない原因発見
止め具からずれていてなお開くときのバネがつぶれて変形していた
同じ形状のバネをピアノ線で作り焼入れをしてバネたらしめてあげる
止め具と新たに作ったバネをはめてみて蓋の開閉については完成
ただ長期歪なまま保管されたためた止め具付近の歪みはどうしようもなかった
次にテープ再生周り
特別な技術も必要とせず、埃等の洗浄とグリスアップ
あとはモーターの動力を伝えるベルトを変えるだけで済んだ
ギアの異音は埃で可変する部分が正しいポジションに移動できなかったためらしい
その他の基盤のチェックや部品、ケースも含め全部洗浄して乾燥させる
拘れば表面の処理や再塗装とかもできるけど録音とは関係ないしそのまま使いたいので洗浄だけに留める
対応した電圧のDCアダプタとカセットテープを購入
ホームセンターや大手電気屋に行っても古くからある町の電気屋に行ってもノーマルだけでハイポジのテープがどこにも売ってなかった
通販で買ったけど通販でも安定して買えそうもない
昔はハイポジもノーマルも録音時間もそんなこと気にしたこともなく使ってたなぁ
組み上げて完成
新品同様とは行かずとも経年劣化を感じさせないぐらいには仕上げることはできた
各ジャックやノブつまみのガリも一切なく使用には何の不満も無い
乾燥やテープを探し回ってる時間を入れても1日かからず修理することができた。
これをスタートにまずはヤマハMT50を使ってどのくらいのクオリティで曲を録ることができるか試していこうと思います。
作った曲とかはこのブログ上でどうやって公開していこう・・・
まだいまいち自由に使いこなすことができない
今回は所々写真をとりながら作業し後に記事にする練習にはなったかな
次回からはいよいよこのMTRを使って実際に曲を録っていこうと思います。