House cat craft works

同人DTMerとしての日々の葛藤と活動の記録。

ブログ開設

このブログでは私Scarlet housecat が参加している同人音楽サークル WILD CAT RECORD での活動や楽曲制作、他に日々の音楽に関する活動記録、個人的な制作における技術や流れなどを記して行こうと思います。

 

音楽活動を始め、同人サークルの一員として決して短くはない期間を仲間たちと過ごしました。

そこで、私たちのサークルに興味をもって頂いた方や日頃DTM同人活動をなされている方、DTM初心者の方で制作の壁に阻まれてしまった方など、読んで頂いた方にこれまでに培ってきた技術や経験がほんの一匙でも何か新しい発想を引き出すスパイスとして役立つことができたのなら幸いです。

 

主記事については活動に合わせて順次投稿して行く予定です。

 

DR Hi-Def NEON PINK ベース弦の弾き心地

ベースの弦を張り替えようと探しているときについ悪ノリで蛍光ピンクで揃えてみた

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DRのコーティング弦 Hi-Def NEON PINK の使い心地などまとめてみようと思います。

 

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まずは開封した第一印象。弦というより何かの紐、といった見た目

ゲージ値は.045、.065、.085、.105、.125でコーティング弦で更に目立つ色合いのためかなり太く見えます。

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普通の弦と比べても明らかに目立つ

 

 

実際に演奏してみた弾き心地は?

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まずチューニングをして軽くアンプラグドで弾いてみた感じは、

新品弦のようなじゃりっとした元気さがなく最初から落ち着いている印象。

触り心地もツルツルヌルヌルといったコーティング弦らしさもあまりなく、どちらかと

言えば厚く塗装された塗装面を触っている感じ

指板潤滑剤を付けても滑りがすごくよくなることもない。

押弦の硬度も固く感じることもなくいつも通りに演奏ができるように感じました。

 

 

 

アンプに繋いで音を出してみるとやはりハイの出が落ち着きすぎていてイコライザー

で少しばかり補う必要があるかもしれません。

張りたての弦でギンギンとした音でスラップ奏法を好む人には不向きだと思います。

 

塗装面もそんなに強くなくピックで弾くとあっという間にはがれてピックアップ周りが

蛍光ピンクのカスだらけになります。

 

コーティング弦 DR HI-Def NEON PINK を暫く使ってみて

ベース弦はこまめに張り替える方では無いのですが、張って6か月ほど使ってみて

未だに綺麗で音も最初と変わらないままだと感じます。

ピックで少し剥げたところを除けばコーティングは綺麗なままで演奏後の手入れで少し拭いてやるだけで済むのでかなり長持ちするのではないでしょうか

肝心の音や弾き心地は

先日のコミケ97で出す曲の録音に使い続けていましたが、ミックスの際に音がローミッド寄りなのでアタック音を出すために結構ハイのブーストに気を使いました。

録音の段階でコンプをかけすぎるとミッドの塊のような音になってしまうのと、オーバードライブで歪ませるとハイのバランスのとりにくさでいろいろと普段の弦より変わったセッティングにしないとならないかと思います。

 

 ギター弦の時に感じたアースのノイズについては使用したYAMAHAのTRBX505では感じませんでしたが、パッシブベースだとやはり気になってくるのではないでしょうか。

 

他にも何色かラインナップがあってなにしろ見た目のインパクトがかなりあるので

目立ちたい方には本当におすすめです。もちろんブラックライトで鮮やかに光ります。

ピックで荒っぽく引いたりスラップでバチバチと叩かなければコーティングも長持ちしてすごく私的にはすごくお勧めなので興が乗ったのなら是非買って試してみてはいかがでしょうか。

 

 

只今準備中

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長いこと空模様が芳しくありませんね。

私としては気軽に自由に外出できて助かっているのですが、庭の花々や栽培している野菜がどことなく元気が無く映るのも少々心苦しいですね。

 

前回記事にて修理完了したMT50もいよいよ使いこなすことができるようになり

現在カセットMTR、MT50の想定された基本機能だけを駆使した曲作りを進行しています。

 

制作について

セッティングや録音等の準備編

トラックダウンやオーバーダビング等のミックス編

2MIXに仕上げPC上に楽曲データ化する仕上げ編

等、数記事をまたいでの投稿になります。

 

リアルタイムで段階を踏まえつつ更新していきたかったのですが、途中途中で写真撮影や録音したデータをPCに取り込むなどブログ記事にまとめる準備をしながらだと思っていた以上に手間がかかったり

同時進行でもっと自由に思いのままブログの記事が書けるよう学習したり冬コミに向けた制作準備をはじめていたり

ひとりで推し進めていくにはなかなか難しく集中して出来ないものだったので

一通り仕上がった段階で記事にまとめて行こうと思います。

楽しみにして頂いている方にはよりクオリティの高いものを提供でき楽しんで頂ければ幸いです。

 

 

カセットMTR修理

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先日買ってきたジャンクMTRの修理。

 

dtm-housecatcraftworks-wcr.hatenadiary.jp

以前古いMTRで曲を録ろうと始めた企画

企画名は決めてなかった

 

第1回目はまず壊れて動かないMTRの修理から・・・今回は雑記相当の内容です。

 

まずは基本機能はそろっていてシンプルに使えるヤマハのMT50の修理をします。

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まずDC電源をMT50に合わせて電力を供給してみて動作チェック

テープ周りの動きが悪いのと再生その他ボタンを押すと中のギアが異音を発する

そしてテープ入れる所が開かない・・・

ジャックやノブやつまみもガリがすごく状態の悪さが大変際立つ物でした。

 

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さっそく分解して外せるものを可能な限り外して原因を1つ1つ解消していく

今は見ない懐かしい回路基盤が時代を感じさせる逸品

 

 

最初にテープ入れる所の蓋が開かない原因発見

止め具からずれていてなお開くときのバネがつぶれて変形していた

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同じ形状のバネをピアノ線で作り焼入れをしてバネたらしめてあげる

 

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止め具と新たに作ったバネをはめてみて蓋の開閉については完成

ただ長期歪なまま保管されたためた止め具付近の歪みはどうしようもなかった

 

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次にテープ再生周り

特別な技術も必要とせず、埃等の洗浄とグリスアップ

あとはモーターの動力を伝えるベルトを変えるだけで済んだ

ギアの異音は埃で可変する部分が正しいポジションに移動できなかったためらしい

 

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 その他の基盤のチェックや部品、ケースも含め全部洗浄して乾燥させる

拘れば表面の処理や再塗装とかもできるけど録音とは関係ないしそのまま使いたいので洗浄だけに留める

 

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対応した電圧のDCアダプタとカセットテープを購入

ホームセンターや大手電気屋に行っても古くからある町の電気屋に行ってもノーマルだけでハイポジのテープがどこにも売ってなかった

通販で買ったけど通販でも安定して買えそうもない

昔はハイポジもノーマルも録音時間もそんなこと気にしたこともなく使ってたなぁ

 

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組み上げて完成

新品同様とは行かずとも経年劣化を感じさせないぐらいには仕上げることはできた

各ジャックやノブつまみのガリも一切なく使用には何の不満も無い

 

乾燥やテープを探し回ってる時間を入れても1日かからず修理することができた。

 

これをスタートにまずはヤマハMT50を使ってどのくらいのクオリティで曲を録ることができるか試していこうと思います。

 

作った曲とかはこのブログ上でどうやって公開していこう・・・

まだいまいち自由に使いこなすことができない

今回は所々写真をとりながら作業し後に記事にする練習にはなったかな

 

次回からはいよいよこのMTRを使って実際に曲を録っていこうと思います。